もちろん！おでこちゃんとニッキだって！

「浴衣まつり2013」に、参加しているのにゃ～♪

（詳細はこちら⇒「浴衣まつり2013　～ジェニーサイズ～」）

　

　

この前年にやってきた、「おでこちゃんとニッキ」にも、
やっぱり浴衣が欲しいよね～！

ということで、7月の七夕も間近になって、ようやく作り始めたわけですが。
一つ、問題が。

ジェニー・リカちゃんサイズに関しては、参考になる本がいくつかあったので、
それをそのまま作るか、多少手を加え、自分の好みにしていくことができました。

けれど、でこニキサイズに関しては、参考にできる本が、ない！

その時になって、「あ～、あの時に買っておけばよかった～！」
なんて、思ったりするわけですが。

とにかく、ないものは仕方ないので。

リカちゃんサイズの浴衣を参考に、
縮小したりいろいろ工夫したりで、何とか、それっぽくしてみました！

　

おそろいの浴衣なのにゃん♪

うん、ぱっと見はちゃんとそれっぽくなった！

　

	おでこちゃんには、赤い布地で。 でこニキって、実は和服向けにできているのかな？ なんて錯覚してしまうくらい、 実は体形的には向いているのかも。 何しろ、ジェニーちゃんやリカちゃんみたいに、 そこまでくびれていないからね！ （どの口が言っている！と突っ込まれそうだけど～。） なので、勘だけで作ったこの浴衣も、 それなりに着こなしてくれました。 う～ん、でも、首回りとか、裾の長さとか、 よく見るとちょっと難があるかも・・・。
なんとなくで選んでしまった、この布地。 これがそもそも、 あまり浴衣っぽくなかったかも・・・。 浴衣って言うより、むしろ着物っぽい？ それも、昔のお子さんが着ていたような。 おでこちゃんの真っ黒おかっぱと、 少し短くしすぎた裾が、 より一層そんな気にさせてくれます。 いや、本当に作りたかったのは、 おしゃれ着的な「浴衣」だったはずなのに・・・。
	ニッキは、青い浴衣なのにゃ！ そうは見えないかもしれないけれど、 誰が何と言っても、浴衣なのにゃ！ 　 せっかくだから、ふたりでおそろいにしたくて。 手持ちの中で赤と青がそろっていた布を探したら、 こんなことになってしまいました。 こちらは襟もとがやけに詰まっているように 見えていますが。 2着とも、同じ型紙で、同じように作ったので、 浴衣自体は同じ出来上がりのはず。 きっとこれは、「ひと」と「にゃんこ」の 体の構造の違いなんでしょうね～。
ちゃ～んと、おしっぽ用の穴だってあるのにゃ♪ 後ろ中心を縫い合わせる時、 背中からお尻の辺りまでおはしょり分も合わせて縫い残し、 しっぽを出せるようにしてみました。 こうすると、しっぽのないおでこちゃんに着せても 開いている部分がそれほど目立たなくて、 ふたりで共用することができるかと。 ただ、この浴衣に関しては。 ちゃんと計算して開けたはずなのに、 ちょっと穴がきつくなっちゃって。 引っ張られた襟元がぐっと抜けて、 うなじが妙に色っぽいにゃんこになっちゃった・・・。 あれ、前から見ると襟が詰まって見えるのって、 もしかしたらこのせい？ 書きながら今ごろ気づいた！

　

「にゃんっ！帯もばっちりなのにゃ！」
と、どや顔のニッキ。

結び目は蝶結びにしてみました。
リカちゃんたちと同じです。

簡単で可愛いので、ついみんなこのタイプにしてしまいます。

逆に言うと、これ以外が思いつかない・・・。

帯の胴部分と羽は別になっています。
結び目にクリップを縫い付けているので、帯を巻いてから、後ろに差し込むだけ！

留めてから、中心からずれてる！やり直し！
なんてことがなくなるので、多少は着せやすくなるかと。

まあ、実際は、ずれたり外れやすくなったりしてしまうんですけどね・・・。
なかなかうまくはいかないものです。

　

	やっほ～！ と、大胆なポージングのおでこちゃん。 う～む、似合っているけれど、 どうしてもおでこちゃんは、座敷わらし感が・・・。
ということは、ニッキは「猫娘」なのかにゃ～？ と、こちらも謎のポーズで。 動きを出すのって、難しいな・・・。 いっそのこと、おでこちゃんに青、ニッキに赤のほうが、 より一層、座敷わらしと猫娘っぽいかも～。 なんて、考えてしまったけれど。 いや、私が作りたかったのは、可愛らしい浴衣であって、 座敷わらしや猫娘にしたかったわけでは、断じてないのです！ でもやっぱり、どう見てもこれ、浴衣っぽくない・・・。

　

ちなみに、下駄は自作のものです。

ジェニーちゃんたちに作ったのと同じく、
100均の木材を切って貼って色を塗りました。

アクリル絵の具とトップコートで出た艶が、無駄に本物っぽくてお気に入り♪

ただ、見ての通り。
でこニキたちの足の形では、保持能力はほぼありません。

そもそも、この足に下駄を履かせようとすること自体が、無謀な気がする・・・。

おまけに、二人とも足の長さが違っていたり、体が歪んでいたりして、
履かせて立たせることも不安定で仕方ないほど。

結局、ひっつき虫（練り消し状の粘着剤）を使って留めていますが。

そもそも、そういう問題じゃないよね・・・。
でも、それ以外に解決方法が思いつかない！

　

よくわかんないけど、ちゃんと作れたからいいのにゃ！

・・・と、ニッキは言ってくれているようですが。

やっぱりこの浴衣では、まだまだ不満！
体形に合っていない気がするし、そういえば、おくみもなかった！
（リカちゃんサイズと言い、なぜかおくみにこだわってしまう。作ってから。）

ということで、2年後、このサイズの和服の型紙を、新たに作り直しました。
お花見用に、振袖を作りたくて！

その練習用として、浴衣も作っていました。
こちらは、割といい感じにできたかな？

（でも、ここで紹介できるのはいつになるのか・・・。
ということで、とりあえずこちらを⇒「夏の思い出」）

　　

「せっかくだから、浴衣でどこか行くのにゃ！」
「お祭り？花火？楽しみ～！」

なんて言っていそうな二人ですが。

これ以上の展開は、特にありません・・・。

　

　

【モデルドール】
モノトーンのおでこちゃん
モノトーンのニッキ